V6と嵐について考える
先日、The ONESのコンサートに行ってきました。
20周年の時は、リア友に乗り気ではなかったものの半ば強引に連れられて、まんまとV6にハマってしまった私ですが、今回はファンクラブ会員になって初めてのコンサート。
今回はそんなコンサートのお話ではなく、ふと思い出したことについて。
もともと歌は聞くのも歌うのも大好きで、特に歌が上手い人の歌を歌うと上手く聞こえるジンクスがあると思っている私。
Every Little Thingを歌ったときに、「あ、私は真似して歌っているんだ」と気が付いた。
そんな中、大好きだったのはニノの声。
Step and GoやHappinessのただただ甘ったるい歌声だった時期を経て、なんだか声に重厚感と儚さを兼ね備えるようになってきた。(個人の見解です)
もともとあまり男性的ではない(?)声を巧みに活かすことに定評のある彼ですが、最近はその巧みに活かし方が半端じゃない。
NEWアルバム、聞きました?
私は1フレーズ目がニノだったらそこしか聞いてません。(例えばSugerとか。Sugerとか。)
ニノが歌い終わったら、もう一回頭から。ほんとひどい中毒症状。これだけで再生回数カウントされるならたぶんえげつないことになってる。それぐらいすごかった。
ハモってもいいしエフェってもいいし勿論リードもいい。もう何を歌わせてもいい。
贔屓目と言われても構わない。
だって良いんだもの。
ソロも、2年前ぐらいから良さが振り切れてるし、ほんとニノを見つけた昔の自分を褒めてやりたい。こんなに立派に成長しましたよって。あんたの目に狂いはなかったよって。(何目線)
受験やなんだで一瞬離れて、ジャニオタ卒業か!?と思いきや、社会人になりお金を手に入れた私は抜け出すことを諦めた。
一回、本当に予約した覚えがないシングルが届いたことがあって(しかも初回と通常両方)、自分怖いなと思ったしアマゾン速えなと思いました。まる。
そんな二宮和也さんを好きになって10数年。
V6のコンサートに行って、かの有名なロスを生み出したMurder for twoに行って、私の人生は転機を迎えることになります。
そう、坂本昌行との出会いです。
(ここテストに出ますよ〜〜注意してね)
相手の年齢を忘れてのめり込んでいきました。
私の東京に来る理由は彼。東京で就職した理由も彼。全て彼。(文字にすると相当ヤバい奴ですが、本人はいたって本気)
ここまで人生かけちゃったんだからそろそろ駅の階段滑り落ちちゃった私に手を差し伸べてくれても良いと思う。この前なんてふくらはぎに青あざできたかんね。(どんな落ち方したんだ)
くるくる変わるマサユキ・サカモトの表情に、ギャップ萌えなんて言葉では言い表わせない母性が私の中で生まれるのを感じました。(イッセイ・ミヤケみのあるお名前だな)
おまけにこの人、歌も上手けりゃダンスも上手いって…?しかもこんなにパパみ溢れてるのに虫が怖くてビビリで三男って…?
知ったときほんとにぞっとした、この世にこんな人が居て、私は同じ時代を生きているのかと。
坂本くんの伸びやかすぎるビブラートが大好きで。
ニノもよくビブラートするけど、ニノが軽やかな春風だとして、坂本くんは夜の女王って感じ。意味分かんないね、私も分かんない。どっちも大好物です。
とりあえず、こんな風に感覚で曲ごとに歌声を感じるのが大好き。
坂本くんは昔から、歌声に自分を乗せる人だった。(何度でも言いますが、あくまで個人の見解です)
楽しかった思い出とか、辛かった過去とか、全部ひっくるめての「坂本昌行」を歌声に乗せてくれている感じがたまらなく好きで。
特に最近はメンバーにも甘えるようになって、その心のゆとりというか、背負ってない感じまで歌声に乗せてくれているのをずっと感じていました。
ライブとか一番分かりやすいよね。上手いんだけど、上手い!って言葉だけじゃ言い表せない、「坂本昌行」が歌声に現れていた気がします。
ニノもそう。
ニノは誰より分かりやすくて、音源でも気分とか調子とかがすぐ分かる。
なんならどんな顔でレコーディングしたかもよく分かる。
いつからか、どんな姿勢だとどんな声が出て、どんな声だとどんな表情・目線になるのかが分かるようになってしまっていて。
ニノが分かりやすいのか私が気持ち悪いのかどっちかな?と思ったけどまあ両方でしょう。
楽しそうだなあ、とか、悲しいのかなあ、とか、すごくすごく分かりやすくて、そんなニノの歌声も大好きでした。
で、ここからが本題。(前置きなっげえな)
櫻井と岡田の声って似てませんか???????
いや、なんだろ、「聞き間違えるよ、もう!」とかじゃなくて、声の本質として。
(声の本質ってなんだろ)
2人とも、ステージは違えどアイドルの傍ら「声」を大切にするお仕事をされていて。
そっちのお仕事(キャスター、役者)での「声」をコンスタントに使うせいか、歌声にあまり自分が乗らない人たちだなあと思っていたんですよね。良くも悪くも。(ほんっとうに、あくまで個人の見解です)
櫻井さんは運良く(?)ラップもこなしてしまうから、歌声に自分が乗っていなくてもあまり気にならなかったのですが、岡田くんはすごく顕著に出ているな、というのが初めてライブを見た感想で。
「こんなに筋肉あるのに、声の出し方知らないんだろうか…」と思ってしまったほど。
(けなしているわけはないです、全く。ただ筋肉が気になっただけです。)
ライブDVDのソロなんかでもずーーっと気になっていた。
もったいないな。と。
高倉健さんが亡くなって、何かの番組でコメントを求められた時の岡田くんを見て、あんなに言葉一つ一つに重みや人生を乗せられる人なんだと鳥肌が立ったほどなのに。
全然関係ないのに、涙がぽろぽろ出てしまったのを覚えてる。
多分、本当に、普段の言葉やセリフを大切にしすぎて、歌声にまで乗せる隙がないんだろうなと、勝手に判断して聞いていました。
だから、歌声から色々考察するのが好きな私にとって、2人の歌声はどこか物足りなかった。
(決して歌声に自分を乗せることだけを肯定しているわけではなく、あくまで私が楽しむ分には、というだけです)
だからこそ、何も役がないという今回の岡田くん含むThe ONESはとても楽しみでした。
どんな声が聞けるんだろうって。どんな声で歌うんだろうって。
結論:メンバーに絶対的信頼を持つ、とても優しい歌声でした
そんなことは分かってるんだよ!!!
入る前からレポでさんざん感じてたし!!!
でも、それを歌声から感じられたというのは私にとって大きな衝撃でした。
そんな歌い方も出来るんだ…って、担当でもないのに彼の成長にまた涙が止まらなかった。
「次岡田のパートだ…!」って、無意識に楽しみにしていた。
(岡田って呼び捨てにすると本人に本気で怒られるよ)
普段から自担にそわそわワクワクすることはあっても、本当に一緒に入った友達に何を見ていたのかと呆れられるぐらい自担以外は見えない聞こえない人だったから。それもどうなんだって話ですけど。(笑)
長野博の成長も去ることながら(いやこれだけでもブログかけるぐらいココ最近ので成長目覚ましいと思う、ラッキーセブン前後の松本潤並みに)、岡田くんの底の見えない成長っぷりには本当に驚いた。あと2年ぐらい、役も何もなくただの岡田准一として過ごしたらこの人どうなっちゃうんだろうと怖くなったぐらい。
だから、そんな岡田くんは、今みたいなバランスで、カミセンとして・V6の末っ子として居たほうが良いんだなあと漠然と感じました。結論が雑。
剛健が甘くてとろけるウィスパーボイスなのに、急にトニセンみたいな重厚感出してきたらちょっと違うもんね。
役柄で自分を惜しみなく出し、甘い歌声というギャップのある男。
こんな岡田くんを見てしまったら、半年ぐらいZEROの無かった櫻井の歌声も聞いてみたいものです…
(ブログの終わり方分かんなくなっちゃった)